誰を鍛えるべき?
例えばの話をします。
以下の3グループがあります。もちろんソフトウェア開発です。
- Aグループ:普通にできる
- Bグループ:やる気だけある
- Cグループ:やる気も無い
ここで教育を任されたらどのグループを鍛えるべきでしょうか?
一般に期待されるのは以下というところでしょうか?
- BグループをA相当にして、主力を増やす
- CグループをB相当にして、戦力を増やす
私としては「Aグループを更に強化してSグループにする」が正解だと思います。
理由。
- 開発作業においては個人の能力、品質の差が大きい
- Aグループに教えるのが最も効率的
Aグループは教えたことの理解も早く、自分で調査することができ、考える事ができ、当然学習効率も良い為、Aグループが最も効率的であると思います。
教える方もちゃんと理解してくれる人の方が確実に楽しいワケです。楽しいと作業効率も良いしストレスも溜まりません。
だけど世の中こんな事を言うと
「BやCの人はずっとそのままじゃ困るよ?」とか
「BやCの人を遊ばせておくってこと?」、
下手すると「BやCの人が可哀想じゃない?」。
テーマが平等ならいいですが、全体の開発能力向上がテーマならずれた意見だと思います。
- 習熟度が下でやる気があった方が学習効率が良いのでB
なら異論としてわかりますが。
じゃあBやCの人がどうするかと言うと、「上のグループと見なされるような努力すれば?」と思います。
Cグループなんてやる気だけです。やる気だして、やる気あるとアピールするだけです。こんな事できない人に教えても伝わる事はゼロ。その場で使うことは覚えても応用とか工夫を期待するのは無理でしょう。
Bグループもやる気あるわけですから。自分で勉強してAと見なされるようになるのも可能でしょう。
何人か喋って意見が合わないので、書いてみました。